借金と食生活

過去に借金返済や債務整理で苦労した経験がある方はご存知のとおり、食費、食生活とお金は大きな関係があります。借金を返済している方も、節約した生活を心がけている方も生きる上で必要な食生活の費用を見直すには?

収入と食費のバランスから

食費は生活費の一部ですが、同時に生活に必要な支出です。収入と食費のバランスが崩れるということは収入と支出のバランスが崩れてしまったわけです。収入よりも支出が多い状態でそのまま何もしなければ借金につながる可能性が高くなることは、すぐにお分かりになると思います。ではここであらためて、より具体的な解決策を生み出すため、食費と収入双方見ていきます。

収入が減る

借金をしてしまった理由のひとつとして、収入が減った、または途絶えてしまったことが原因として考えられます。食費を削減することはできても、ゼロにすることは自給自足の生活や自然環境に恵まれた生活にしない限り、かなり難しいことですし現実的ではありません。そこで収入がゼロではなく少しだけ減ったと仮定してみます。すると、今までの生活を続ければ収支がマイナスになりますので何かしら節約するなどの制限をする必要があることが分かります。

生活費節約で即効性があるものは?

支出を抑えるために生活費を削減するとします。生活費以外のものの節約は、各家庭それぞれですので割愛します。もし生活費以外で削減できるものがあればしてください。さて生活費の中で節約可能とは?より具体的に言えば生活費の中で節約して即効性があり効果があるものとは?恐らく大部分の家計では食費になるのではないかと思いますが、いかがでしょう?

食費の削減にも限界が

食費を節約するためには、安売り店を見つけたり、特売日や特売の時間帯などでお買い物したり、必要ないものを一切購入したりしないなどがあげられますが、食費を節約する知恵は誰でもされていることでしょう。またあまりバランスの悪い食生活では、借金を返済する以前に体を壊してしまうので逆効果の場合もありますね。食費を節約するなどして食生活に掛かるお金を低く抑えて借金返済にまわしたり、今後一切借金したりしないなどの対策をするも、収入と出費とのバランスがありますが、限界が見えてくることは明らかだと思います。この限界とは、今までの習慣(この場合は食習慣)を変化できないことに起因します。極端に言いますと、今まで高級食材を食べていた家庭が、激安の食材で満足できる変化、安い食材でも工夫して美味しくいただける料理にする変化です。

食生活で借金に陥るパターンとは

多くの借金を抱えてしまうパターンとして一番多いのが、ある程度の収入があった家庭。原因のひとつとして、ローンなども組みやすい環境にあるためだといわれています。そして、もうひとつの原因が、収入が減った段階で、食生活などの出費を抑えられなくなっている家庭。

生活習慣を変えることは容易ではありませんが、毎日続く食生活で突然、出費を抑えるにしてもコントロールが難しいことは分かりますが、日々、家計簿をつける習慣なり、食費として使える上限の金額を決めておくなどをすることで、借金をしない生活、または返済目標を達成できる可能性が高まります。

最新(更新)記事

認印の借用書 - 実印ではなく認印の借用書が無効となるわけではないですが、借用書の効力として、万一に備え、例えば後々のトラブルで裁判になるなどを考慮し、実印の方が望ましいと思われます。なお認印を実印と偽ることは別の問題を生じることもあります。

特定調停は費用が安い? - 債務整理の手段のひとつとして、特定調停は一般的に、費用が安くてメリットが多いと言われていますが、本当でしょうか?債権者が譲歩しない可能性を加味しつつ、調停が成立しないケース、破産に移行する可能性も考慮しておきましょう。

個人再生のメリットとは - 債務整理の方法のひとつである個人再生とは?借金返済を軽減するために債務整理の手段として個人再生を選ぶメリットとデメリットとは?それとも自己破産を債務整理の手段として選ぶべきなのか?

総量規制と借金 - キャッシングやローンが対象となる総量規制について。金融機関から送られてきた年収を証明する書類で限度額を引き下げられ、これ以上借金が出来なくなる可能性がありますが、総量規制の対象外となるケースもあります。

借金の相続を放棄するべきか - 遺産相続で資産・財産を相続し、借金のような負債の相続を放棄する方法はあるのだろうか?それとも資産・財産だけでなく負債も相続しなければならないのか?資産・財産の状況が分からないとき、相続放棄するとしたときの手続きと注意点とは?

高額医療費と借金 - 健康や生命を維持するための医療費の支払いをローンなどの借金をすることなく、対処する方法について。自己負担額を超えた高額医療費や保険適応外の治療費を準備するための保険や貯蓄があれば問題ないのですが、お金が無くとも何とか対処したいものです。

アドオン方式と実質年利(実質年率)に注意しよう - 実質年利(実質年率)とアドオン方式の金利は利息額が全く違います。同じものと誤解すると多額の返済をすることがあるので注意が必要です。現在、実質年利(実質年率)が義務付けられているのでアドオン方式だけの金利表示はないと思います。

ブラックリストから情報を抹消できるか? - ブラックリストとはどういうものなのか?ブラックリストから情報を抹消できるのか?そもそもブラックリストは存在するのだろうか?あなたが借金返済をした過去の情報とはどのように記録され利用されるのか?

公正証書と借金返済 - 融資を受ける際、金融業者が公正証書を作成したがる理由とは?公正証書がある場合とない場合とでは何がどう違うのか?公正証書を知らないうちに作成されていないだろうか?借金をする側にとって、公正証書の存在が脅威となるケースがあります。

クレジットカードは借金だけじゃない - クレジットカードはショッピングやキャッシング、ローンなどお金を借りる目的にしか利用しないのはもったいないです。クレジットカードを持つことの利点、海外であえてキャッシングする理由についても書いています。

分類

債務整理と相談

お金を出費することなく借金をスムーズに返済し、問題を解決する方法や手段が注目されています。たとえ多重債務者であっても、債務整理の相談を無料で実施できるような場所も方法もあります。

借金返済の方法と問題

貯金などを解約したり、生活を切り詰めて節約したりするような返済を中心とした生活が必要なくなるかもしれません。借金が返済計画どおりに進まない方も順調な方も、今の生活や方法に問題点がないか?今一度立ち止まり見直すことが大切です。

ローン、借金の知恵と情報

資金調達やローンなどお金を借りるときに知っておきたい知恵と情報、注意すべきこと、検討すべきこと。住宅、教育、自動車など個人的な借り入れから会社の融資まで、新規または追加で借金することを前提とした話になります。

注目記事

借金の返済期限や期日がない借金を請求

返済が苦しくなると不動産担保ローンを勧められる理由

プロフィール

サイトのアイコン

ひまわり

  • 仕事の関係上、借金の問題やトラブルなど、債権債務に携わることが多いです。
  • 好きなこと
    料理、食べ歩き、散策、旅行。
  • 好きな言葉
    『この世で生まれたトラブルは
     この世で解決できる』
    辛いときや苦しいとき、私はいつもこの言葉を思い出しています。

ソーシャルボタン

このエントリーをはてなブックマークに追加