借金の返済期限や期日がない借金を請求

返済期限・期日がある借金と、返済期日・期限がない借金の違いとは？返済期日や期限が無いお金の貸し借りは友人・知人や家族同士ならありうる話ですが、そのリスクは？借金をめぐり問題やトラブルはないのか？

今すぐお金を返してくれ

借金の返済期限や期日を設けずに借金をしたとします。相手（貸した側）から「急にお金が必要になったから、今すぐ貸したお金を返してくれ」と言われたら、あなたはどうしますか？逆に返済期限や期日を決めずにお金を貸したとして、「今すぐお金を返してくれ」と相手へ借金の返済を求めることはできるのだろうか？

返済期限や期日を決めない借金は有効か？

お金を貸す場合（またはお金を借りた場合）返済期日や期限を決めるのが普通です。しかしながら友人・知人・家族同士の金銭貸し借りなどや、いろいろな事情により返済期日を決めない場合もあることでしょう。返済期限や期日を決めなかったとしても金銭貸し借りの契約は有効であります。

返済期限・期日の有無の違いは？

返済期限や期日を過ぎますと、借金に対して利息の他、遅延損害金が生じます。遅延損害金は返済期日の翌日から計算します。では返済期限や期日を最初に定めていない場合はどのようになるのでしょうか？民法591条1項では「返済の時期を定めていないときは、相当の期間を定めて返還の催告をすることができる」とあり、また民法412条3項では「債務の履行について期限を定めていないときは、履行の請求を受けたときから遅滞になる」とあります。これにより借金の契約（金銭消費貸借契約）で返済の期限や期日を決めなかった場合、突然「今すぐお金を返せ！」とは言えないまでも、ある程度の期間を決めて、その期日までにお金を返すように通達させることができるのです。

返済の督促状

そもそもこういうことを避けたいがために、たとえ友人・知人同士でもお金の貸し借りをしないとか、貸して返ってこなくても後悔しない金額に留めるとか、人を見る目が無かったとか、貸し借りをするなら借用書を作成するなど、トラブルを避けることが必要なわけですが、トラブルが起こってしまい、どうしてもお金を返してもらいたいなら仕方ありません。

借金返済の督促については、郵便、メール、口頭など、どのような形でも構いませんが、後々トラブルに発展するとも限らないので、最も良いと考えられる方法としては、内容証明郵便にて借金の返済を求めた事実と、その日付などを証拠として残した方が宜しいかと思います。特に大きなトラブルが想定されるときは弁護士や法律事務所へご相談されたほうが宜しいかと思います。

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分類

債務整理と相談

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借金返済の方法と問題

貯金などを解約したり、生活を切り詰めて節約したりするような返済を中心とした生活が必要なくなるかもしれません。借金が返済計画どおりに進まない方も順調な方も、今の生活や方法に問題点がないか？今一度立ち止まり見直すことが大切です。

ローン、借金の知恵と情報

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